はじめに
「早く寝てくれないかなぁ……」
子どもの隣で寝たふりをしながら、頭の中ではそんなことばかり考えている。
リビングには洗い終わっていない食器。畳んでいない洗濯物。途中までしか終わっていない仕事。
あぁ、あれもやらなきゃ。これもやらなきゃ。
そして何より、私だって、少しくらい自分の時間が欲しい!!
子どもはもちろん可愛い。大好き。
でも、正直に言います。
私は育児の中で、何よりも「寝かしつけ」が苦手でした。
そんな私が今では、毎朝4時に起きて、約2時間の自分時間を楽しんでいます。
今日は、万年「時間がない!」と嘆いていた私が、どうやって自分時間を得たのか、ちょっとした発想の転換についてお話しします。
寝かしつけは、私にとって苦行だった
仕事を終えて帰宅してからも、ワーママの一日は終わりません。
夕飯を作って、食べさせて、お風呂に入れて、明日の準備をして。
ようやくたどり着く、寝かしつけ。
「さぁ、あとは子どもが寝てくれれば、私の自由時間!」
ところが、そう思えば思うほど、なぜか子どもって寝てくれないんですよね(笑)。
「ママ、お水飲みたい」
「もう1冊、絵本読んで」
「ねぇ、今日ね……」
可愛いんです。もちろん可愛い。
絵本を一緒に読んだり、今日あった出来事を聞いたり。
そんな何気ない会話ができるのも、今だけの貴重な時間だってことも、もちろんわかっています。
でも、心のどこかで時計を気にしている私。
「お願いだから、早く寝て〜!!」
ようやく寝息が聞こえてきた!
そーっと、そーっと、布団から抜け出そうとした、その瞬間。
ギュッ。
突然、私の腕をつかむ小さな手。
……え、起きてたの!?
また最初からやり直し。
そうこうしているうちに、今度は私の方が寝落ち。
ハッと目が覚めたら、夜中の1時。
リビングには、片付けられなかった家事がそのまま残っている。
「うわぁ、またやっちゃった……」
かといって、今から片付ける元気もない。
結局、歯磨きだけして、再び布団に戻る。
そして翌朝、昨夜の自分を責める。
そんな日々を何度も繰り返していました。
子どもが寝たのに、なぜかイライラが消えない
もっと厄介だったのが、寝かしつけの間に生まれるイライラ。
「早く寝てほしい」と思うほど、寝てくれない子どもにイライラしてしまう。
やっと寝てくれて、念願の自由時間!
……のはずなのに。
なぜか、イライラした気持ちだけは寝室から一緒についてくるんです。
せっかく仕事を片付けようと思っても集中できない。
家事をしていたとしても、なんだか気分が晴れない。
ようやく手に入れたはずの自分時間なのに、ちっとも楽しくない。
今振り返ると、私は子どもとの時間を過ごしながら、ずっと「その時間が終わること」を待っていたんですよね。
これって、なんだかもったいない。
でも当時の私は、寝かしつけとはそういうもの、母としての1つの試練だと思い込んでいました。
私の常識をひっくり返した夫の何気ない一言
そんなある日、夫に寝かしつけをお願いしてみました。
すると、あっさり快諾。
しかも、翌朝どうだったか聞いてみると、私みたいにイライラしている様子もない。
不思議に思って、聞いてみたんです。
「ねぇ、なんでイライラしないの?」
すると夫は、あっけらかんと答えました。
「え? だって俺の方が先に寝ちゃうから、わかんない」
……え?
先に寝ちゃう!?
私にとっては、目からウロコでした。
寝かしつけって、子どもを寝かせるための時間じゃないの?
子どもが寝るまで、親は起きていなきゃいけないんじゃないの?
でも、よく考えたら。
そんなルール、誰が決めたんだろう。
私は「寝かしつけ」という大義名分のもと、暗闇の中で必死に寝ないように頑張っていたんです。
自分だって眠いのに、睡魔と闘いながら、ひたすら子どもが眠りにつく瞬間を待ち続ける。
……何この修行(笑)。
そりゃあ、つらいわけだ。
そこで、ふと思ったんです。
「私も子どもと一緒に寝ちゃえばいいんじゃない?」
「寝かしつけ」をやめたら、毎朝2時間の自由が生まれた
それから私は、夜の過ごし方をガラリと変えました。
子どもと一緒に、21時には寝室へ。
寝かしつけが終わったら家事をしよう、仕事をしよう、という考えを手放して、私も一緒におやすみなさい。
もちろん、寝かしつけから無事に帰還して、夫と一杯飲みながら語り合う夜も楽しかった。
でも、思い切って夜の時間を手放してみたら、想像以上に素敵なことが起きたんです。
それが、朝4時起きの生活。
夜21時に寝室へ行けば、朝4時まで7時間。
さらに、夜の家事や仕事を頑張る代わりに、朝の時間に回してみることにしました。
すると、どうでしょう。
家の中は静か。
子どもたちはぐっすり眠っている。
誰にも呼ばれない。
途中で中断されることもない。
そして何より、頭がスッキリしている!
夜なら疲れ切って30分かかっていたことが、朝なら驚くほどスムーズに進む。
あれだけ「時間がない!」と嘆いていた私が、朝の約2時間を自分のために使えるようになったんです。
「時間がない私」から「やりたいことができる私」へ
朝の時間を得てから、私の生活は大きく変わりました。
ずっと後回しにしていた資格試験の勉強。
読みたかった本。
自分の将来について考える時間。
そして、ランニング。
以前なら「子育て中だから仕方ないよね」と諦めていたことが、少しずつ日常の中に入ってきました。
それも、家族との時間を削ることなく。
何より嬉しかったのは、「今日も自分のやりたいことができた!」という充実感を持って、一日をスタートできるようになったこと。
仕事で忙しくても、子どものことで予定が変わっても、朝のうちに自分のための時間を取れている。
それだけで、気持ちに余裕が生まれるようになりました。
もちろん、毎朝4時に起きられるわけではありません。
疲れている日は、睡眠優先。
朝活のために睡眠を削ってしまったら、本末転倒ですからね。
でも、以前のように「自分時間がない」と嘆くことは、ぐっと減りました。
そして、もうひとつ。
寝かしつけの時間が、愛おしい時間に変わった。
だって、一緒に本を読んで、今日のことを少しお喋りして、
そして「おやすみ〜」と言い合って、一緒に寝る。
なんて愛おしい時間。
子どもがなかなか寝なくて、イライラしなくていい。
小さな手でギュッと腕をつかまれても、無理に振りほどこうとしなくていい。
「今日も一日、お疲れさま」
そんな穏やかな気持ちで、子どもの隣で眠れるようになりました。
脱「時間がないっ!」への第一歩|時間の使い方の見直し
ワーママって、本当に忙しい。
仕事も、家事も、育児も。
自分の時間が欲しいと思っても、なかなか思い通りになりません。
でも、
頑張って時間を作らなくて大丈夫!
私の場合は、「寝かしつけが終わったら自分の時間」という思い込みを手放しただけ。
もちろん、朝型がすべての人に合うわけではありません。
夜に一人で過ごす時間が大切な人もいるし、家族の生活リズムによっては、早起きが難しいこともあります。
大切なのは、朝4時に起きることではなく、自分に合った時間の使い方を、自分で選ぶこと。
あんなに嫌いだった寝かしつけが、今では私の生活を変えてくれたきっかけになりました。
そして何より、「時間がない」と諦めていた自分にも、まだまだできることがあるんだと気づかせてくれました。
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あなたが毎日頑張っている”育児”の中で、もしひとつだけ『やめてもいい』としたら、何を手放しますか?
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その小さな選択が、あなたの「自分時間」を取り戻すための第一歩になるかもしれません。
自分の時間が取れなくて、困っているママへ。来週ここにまた来て案内を見てね。
一緒に自分の時間を先取りする戦略を練りましょう!
