子どもが生まれてから、
「仕事との向き合い方」は大きく変わりました。
私は出産とか育児を理由に、キャリアダウンしたくなかったんですよね。
当時、私がいた職場環境は「結果を出し続けないと居場所がなくなる」ような状況で、
キャリアアップし続けるしか選択肢がないと感じていました。
だからこそ、
出産・育休復帰を前にした私は、不安しかなかった。
でも、第一子が7歳になった今、振り返ってみると——
結果的に私はキャリアアップしていました。
特別に誰よりも努力したわけでも、睡眠を削って頑張り続けたわけでもありません。
変えたのは、働き方そのものではなく「働き方のマインド」でした。
子どもが生まれてから、仕事へのスタンスはどう変わった?
独身時代の私は、
「時間をかければ成果は出る」
「頑張った分だけ評価される」
それが当たり前、前提だと思って仕事をしていました。
でも、子どもが生まれてからは、
その前提が一気に崩れました。
・残業はできない
・突発的な呼び出しが頻発する
・体力も気力も有限
そこで気づいたのが、
以前と同じスタンスでは、どこかで必ず無理が出るということ。
だから私は、
「今まで通り頑張る」のをやめました。
代わりに、
限られた時間の中で、どう結果を出すかを考えるようになったのです。
キャリアダウンしないために、あえて「やらなかったこと」
よく
「何を頑張ったんですか?」「どうしたら、そういう働き方が出来るんですか?」と聞かれます。
でも実は、
やらなかったことの方が多いんです。
・全部自分で抱え込むこと
・「前と同じ働き方」で働こうとすること
・完璧にやること
特に大きかったのは、
「私がやらなきゃ」という思い込みを手放したこと。
「手放す」ってそう簡単には出来ない。
手放したいと思っても、どうしたら手放せるかすら分からず、私も最初は怖かったけれど、
手放したからこそ、
本当に自分が注力すべき仕事が見えるようになりました。
限られた時間の中で、評価につながった仕事とは?
時間が限られているからこそ、「全部頑張る」はできない。
私が意識したのは、
・私に求められている仕事だけに注力する
・自分がやる意味のある仕事
忙しいのに評価されない時期は、
「量」ばかりに目が向いていた気がします。いわゆる雑用。
自分にとって本当に必要なこと、本当にやるべき仕事は雑用ではないはず!と考え、
本当に私に求められている仕事、ポイントを見極めるようになってから、
同じ時間でも、周囲の見え方が変わりました。
キャリアアップできた理由は「努力」ではなく「マインド」だった
今だから言えるのは、
キャリアアップの理由は
「無理な努力」ではありません。
・できる範囲でやる!無理をしない。
・100点を目指さない、60点でとりあえずOK!!
子育て期は、
「ブレーキを踏む時期」でも
「何かを伸ばす時期」でもなく、
育児や家庭業で培ったマネージメント力を活かして
土台を整える時期なのかもしれません。
焦らず、比べず、
今の自分にできる最適解を積み重ねた結果、
気づいたら次のステージに立っていました。
今、不安でいっぱいなワーママに伝えたいこと
もし今、
「このままでいいのかな」
「キャリアが止まる気がする」
そんな不安を抱えているなら、伝えたいです。
キャリアは、一直線じゃなくていい。
遠回りに見える時期も、ちゃんと意味がある。
子育てをしながら働く日々で身につく力は、
確実にその先のキャリアにつながる力です。
頑張りすぎなくていい。でも、諦めなくていい。
働き方のマインドを少し変えて、無理なくサスティナブルな(持続可能な)生活をするだけで、選択肢は、ちゃんと広がっていきます。
おわりに
あの頃の私が一番欲しかったのは、
「大丈夫だよ」という一言だった気がします。
だから今、不安の中にいるあなたに、
同じ言葉を届けられたら嬉しいです。
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あなたにとってサスティナブルな働き方とは??
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