独身の時は、育休をとる先輩に「いいなぁ。仕事長期で休めていいなぁー」と、どこか羨ましさみたいなものを感じていました。(育児がどんなに大変かも知らずに😭💦)
しかし、いざ自分が結婚し出産適齢期ともなると、仕事も波に乗っている時期。
任される仕事や統率する立場になることも多く、後世の育成をも任される時期。
何より、やりがいを感じながら仕事を楽しめる時期。
そんな時期に、いざ自分が育休を取るとなると、怖くて仕方がない、育休なんてとって悠長に休んでる場合じゃないと。
正直、不安、焦りしかなかった。
だけど、
育休取得を2度経験した私が言えることは、
『育休をとって良かった』
『あの育休があったからこそ、今の私がある』ってこと。
もし、今、育休取得を前に不安や焦りを感じている同志がいたら伝えたいことを書きました。
妊婦を襲う戦線離脱の不安と焦り
仕事を第一優先にやってきた女性にとって、戦線離脱は恐れでもある。
ー同僚や後輩に仕事を取られる
ー肩書きを取られる
私は、その時に任されていた仕事やポストを同僚や後輩に引き継ぐ際、素直に引き渡したくないような、そんな歯痒さともどかしさを感じていました。
「取られる」とか「奪われる」という表現を使っていたくらいだからね(←最低!😭)
苦労して自分が獲得した仕事や、任された仕事を、この人はあっけなく私から譲り受けるのか。そんな腹黒い思いも醸し出しながら…
男性はいいな、結局、体調においても、キャリアにおいても犠牲を払うのは女性なんだ・・・
と思っていました。
不安と焦りから生まれたジェラシーは広がるばかり。。。
それに復帰した時にそれらが戻ってくる保証もない。
そういうことに不安ばかり抱いていました。
育休=キャリアのブレーキではない理由
女性に限らず、男性だって育休取得が推奨されている昨今、
働く老若男女にとって、戦線離脱に不安・焦りはつきものだと思う。
おそらく多くの人が育休=キャリアのブレーキと感じているのではないでしょうか。
だけど、その不安から逃れようと、復帰後も今までと全く同じ働き方もしくは、挽回しようとそれ以上の働き方をしようとすると、家庭は愚か自分の心身をも痛めつけることになるのは容易に想像がつく。
現場で第一線で働くのも大事だけど、さらなる飛躍・大きな成長(ジャンプ)を成功させるには、一度立ち止まり、ジャンプの前のかがむことが大事だったりする。
一度立ち止まるというのはバリバリ働ける時期があったからこそ、勇気のいることでもある。
私は育休を取得することで、
戦線離脱というある種の犠牲を強いられてこそ生まれた覚悟のもと、
勇気を出して現場を離れてみて、
自分がこの組織にとってどういう存在でありたいのか。
自分の仕事、やりがいなどを含め、求められていることは何か。
を改めて考えるきっかけを与えてもらったように思う。
いろんな邪念を一度振り払った上で、組織の中での一個人である自分の在り方を俯瞰して考える機会を与えてくれたからこそ、得られたものは多い。そして、その得られたものは、決してキャリアのブレーキではなく、むしろアクセルにもなり得るものだと思っている。
育休で得たもの
これは私の体験談になりますが、
組織の一員であることを再確認し、自分に求められていること、やるべきことを明確にする過程で、現状復帰に固執せずに見つめ直した結果、
ポジションや肩書きなど、単なる自分のこだわりにすぎないようなものに固執していることに気づきました。そして、それらを手放すことにしました。
そしたら、時間が生まれたんですっ!!
「自分がやるべき仕事」や「自分しかできない仕事」だと思い込んでいたことが、そうではないことに気づいた時は、斬新な感覚でした。
(これには明確な理由がエビデンスがあります。第1領域だった仕事は、その肩書きを手放すことで勝手に第3領域に移行し、他人に委ねることが出来た。すなわち、自分にとっての第2領域に割ける時間が自ずと増えた!ということ)
自分にしかできない仕事は本来、あるべきではないし、単なる傲慢なこともあるかも。
組織やチームで働く上では、自分じゃなくてもできる仕事にするのが重要だったりすることを再認識できたのは、戦線離脱のおかげ。
2つ目は、働く母、仕事人としての働き方の変化。
意識したのは、限られた時間の中で今までと同じ成果を出すための仕事の仕方。
子供がいると、必ず時間に制約がある。そのなかで最高のパフォーマンスをするために必要なことが何か、を一度立ち止まって考えることだった。
だから、タイパ(タイムパフォーマンス)の高い仕事人になること!が大事。1分でも長く職場にいることが美徳とされる時代なんてとっくに終わっているんですよね。
近年は、男性も女性も、結果を出しつつ、いかに効率よく働き、プライベートも充実させるかが求められている気がします。
そして、最後3つ目。
これは育休中の生活で必然的に培うことのできたタイムマネージメントや、大量のタスクをマルチにこなす生活力(→仕事力に直結!)、コミュニケーション力。
これらのスキルは復帰後にかなり役に立っています。中でもコミュニケーション力は、それまでうまくいっていなかった人間関係の修復に大いに役立ちました。
言葉を発しない子供が何を考えているのかをよく観察し、理解する。そして相手がどういう感情を持ってどういう反応を示しているのかを気にかけながらコミュニケーションを取る、そんな母としてのコミュ力は、大人にも効果覿面!!
子育てで培った生活力が、ひと回りも2回りも成長した状態にアップグレードされた仕事術に変化していたのです。これもその後の働き方に大きく役立ったと思う。
私は、
自分のキャパやスキルを明確に把握し、自分の働き方・キャリアプランを見つめ直すことができた。
そのきっかけは紛れも無い「育休」だったのです。
同志のワーママへのメッセージ
第一線で働いていると現場から離脱すること自体に大きな焦りや不安を感じることが多いけれども、
育休取得で戦線離脱することは悪いことばかりじゃないよ!むしろ大チャンスだよ!
/
そのこだわり、本当に必要?
\
私も私の友人も含め、復帰してから結果や数字で恩返し出来たし、結果、自分に戻ってきた仕事や肩書きもある。失うものではないから安心して、とつけ添えたい😅