苦しかったときの話をしようか。

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とあるベストセラーとなったビジネス書のタイトルをお借りしちゃいました。

今でこそ、イキイキ楽しく働いているように見えるかもですが、男社会で働くママとしては、私にもそれなりに様々な苦悩・葛藤があったのです。

簡単なことだけど、渦中では気づきにくいもの。

その葛藤わかるっ〜って方は、ぜひコメントくださいね。

美徳化された長時間労働

結婚する前は、長時間働いていても苦じゃなかったし、同期に負けじと毎晩のように夜遅くまで勉強したり、仕事をしたり。

それで自分も良かったし、自分が頑張れば、自分さえ頑張れば、何とか乗り越えられたし、楽しかった。

そういう働き方にやりがいや生きがいすら、感じていたように思います。

強気だったのかもしれません。

だけど、出産を終え、「ワーママ」として仕事復帰した時、今までと何かが違った。言葉にできない何かを感じました。

それに加え、残業したいと思った時に残業できない窮屈さが苦しかった。

何かが違う→貼られたレッテル

まず、出勤して早々の疲労感。何とか気合いを入れ直して仕事に取り掛かるも、17時に終わらせるための逆算。

お昼休みも、優雅にランチに出かける同僚たちを横目に、持参したお弁当を頬張り、手短に済ませ、また仕事へ。

そして何より気まずい退勤時。

子供のお迎えのため、17時ピタで「お先に失礼しまーす」と肩身の狭い思いでペコペコ申し訳なさそうに職場を後にする。

自分だけが残業をできないことを申し訳なく思う毎日。

「子供がいる生活」とは、「時間に制約がある生活」ということを認識すると同時に、

「残業できないヤツ」「早々に帰るヤツ」というレッテルを貼られて、違う土俵に落とされた空気感を勝手に感じていました。

レッテルを貼られている以上、どんなに頑張っても、認められないんだ・・・🥺

モチベーションの低下だけではなく、やりがいまでも損なわれていきました。

発想の転換

だけど、ある時から、驚くほど、自分のやる気が戻ってきたんです。

元上司の恩師がよく言っていた言葉【ないにフォーカスするのではなく、あるものにフォーカスする】

改めて自分と、自分の周りにあるものを見回してみると、得てきたもの、助けてくれるもので溢れていました。

なぜ今まで気づかなかったのだろう?と不思議に思うくらい。

それは・・・

決められた時間内で、どれだけ成果を出せるか、という、いわゆるタイパ(タイムパフォーマンス)を上げることなら出来る。と思えたことがきっかけでした。

私たちママは、育児中に鍛えられたスキルの1つですよね。いかに効率的に、生産性を高めるか。

1分1秒でも長く職場にいて仕事をすることが、職場や上司への貢献ではない。

「子供がいる生活=時間に制約がある」という事実に対して、ちょっと違う視点で捉えられたからこそ、モチベーションとやりがいの回復に繋がった瞬間でした。

残業はできない。だから、効率的に働いて限られた時間内に成果を出す。

そう心に決めた瞬間、久しぶりに同僚たちと同じ土俵に戻れた気がしたのです。

弱みを強みに

時間的制約を、ワーママの弱みから強みにしよう。

時間的制約があるからこそ、コスパ・タイパをガンガンあげる。

そして、その施策には思わぬ副次効果もありました。

仕事中フルスロットルでバリバリ働くのではなく、

感情や体力消耗のアップダウンを極力抑え、体力を温存しながら仕事に向き合えたのは、17時以降の第2ラウンドに有効でした。

これも若気の至りから学んだ成長、といえば成長かな。

私たち働くママが、限られた時間の中で、成果を出せば、幼い子供を持つ男性だけではなく、これから介護と両立しなければならない世代の人にとっても、こうした働き方を見習いたいと思うロールモデルになれるはず。

私はワーママはむしろパイオニアであると思っています!

女性に限らず、老若男女、働きがいを持ってイキイキと働き続ける環境を作り上げていくために、

私たちママ軍団の、ママ軍団によるパイオニアは絶対に必要。

あなたが弱みだと思うことは何ですか? その弱み、どう活かす??

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