1年生ママで委員長に…3足の草鞋の始まり。
私は週6フルタイムで働くワーママ。
家庭と仕事の両立に加え、なぜPTAまで?とよく言われます。
小学校に入ったばかりで学校のこと先生のこと地域のこと何もわからないままのスタートでしたが、
私にとってPTA活動に携わることに、あまり抵抗はありませんでした。
むしろ、メリットしかないと思っています。
PTA役員の特権とも言える、校長先生や教頭先生から直接子供たちの様子を聞ける機会があるし、
PTAの活動自体にも、多少時間が割かなければならないけれども、
仕事でのやり方を活用できたり、相乗効果が発揮できる機会だと思います。
”仕事もプライベートもわがままに全部楽しむ!”
これがモットーの私だからこそ、
3足の草鞋を履いて、我が子が通う小学校で、“やりたい”を叶えたい!と思ったのです。
前例がないからこその挑戦
よくよく話を聞けば、私が長を務める委員会は、認知度も低く、例年人気もなく、
企画イベントの参加者は600世帯中わずか20世帯ほど。
もはや廃止の危機、存在意義を問われる中でのスタートでした。
でもせっかくやるんだったら楽しみながらやりたいし、意味のあるものをやりたい!
入学1年目でいきなり委員長になったことの理由づけじゃないけど、
「私がやる意味」を考えた結果、これらの目標を達成することじゃないかな、と勝手に考えました。
私がPTAの文化厚生委員長になったからには!と立てた目標があります。
- 委員達がやりたい!と思うイベントを企画すること。
- 主宰イベントの参加率を10%以上(約60世帯以上)に上げること。
- イベントを通して、文化厚生委員会の認知度を向上させること。
この目標を達成するためにやるべきことを1つずつ書き出していき、見えた課題を1つずつ解決していきました。
思考の癖をリセットして実現!
イベントの参加率を増やし、認知度を上げるために企画した今年度の2つのイベント。
それは「親子参加型」のイベント。うちの小学校では初の試みとなる形式です。
歴代の委員長や現PTA役員さんたちから、「どうせできないよ」とネガティブな発言がある中、
今回私たちが親子参加型のイベントの開催を内定にこぎ着けたのは、
1年生ママだからこそ知らないことが多くて、フィルターなしで0から情報収集できたから。
そこには、仕事を通して培った課題解決力が活きたからともいえます。
誰が決めたかわからない「絶対できないよ、無理だよ、」という言葉を鵜呑みにしていたら、
実現は不可能だったと思います。
私たち人間って、思考の癖がつきやすい。
日々の生活の中で気づかないうちについてしまった思考の癖をいかにリセットできるか、が大切か痛感しました。
まっさらな気持ちで、やりたい!を実現する。
ただこれだけで、やりたい!は叶うんだなーと実感した出来事でした。
前例がないなら、作ればいい!
思えば、ワーママ1年目。前例がない中での働き方に私は葛藤していました。
5時ピタで帰る事への周りの目を気にし、
急な欠勤、遅刻が多い事や仕事が思うように進まないことへの苛立ち。
「子持ち様は業績を作れない」レッテルを貼られた状況。
私はそんな居心地の悪さに、複雑な感情を抱いていました。
でも、そういう状況や環境に不満や不平、文句を言うだけでは何も状況は変わらないし、
それを口にしている自分の立場が狭くなるだけ。
だったら、、、
自分の居心地の良い状況に変えちゃえばいい。
でも、簡単に変わるわけがない。
そのために何が必要か?を追求するのではなく、
「自分の心地の良い職場」とはどんな職場か?を追求し、言語化できたからこそ、
それに向けた行動を起こし、最終的には職場をも変容させられたと思います。
実際に、私の訴えた事案がきっかけとなり、組織の規約も一文変更され、少しずつですがワーママに優しい職場環境になってきていると感じています。
ないなら作る!初挑戦だらけの突破ストーリーから学んだこと
PTAでの活動、働くママがいない中での働き方にしても、
思考の癖を一度リセットし、まっさらな気持ちで、ただただ「自分の理想」を追い求めただけ。
前例がないなら、作ればいい。
ロールモデルがいないなら、自分がそのパイオニアになれば良い。
そんな意識が少しでもあれば、自分の望む未来が作れるんだなーと実感しました。
自分の人生の主人公になるために。
自分の人生を、もっと楽しく、心地よく、イニシアチブを取って過ごせるように。
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あなたにとって心地の良い環境って、どんな環境ですか?
その実現のために、今すぐにでもできることは??
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